「ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」をご紹介♪
2023-02-18

「ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」を
ご紹介しました!
ベルリン国立ベルクグリューン美術館は、
ピカソ、クレー、マティス、ジャコメッティという
20世紀の4人の巨匠を中心とする個性的なコレクションを
所蔵している美術館です。
そのコレクションから精選された97点の作品に、
日本の国立美術館の所蔵・寄託作品11点を加えた
合計108点で構成。
日本初公開の76点を含め、ベルクグリューン美術館の主要作品を
館外で一堂に展示されるという豪華な展覧会となっています。
主軸となるのは、ピカソの青の時代から晩年までの
各時代を代表する作品で、40点以上あります。
目まぐるしく作風が変わることでも知られるピカソ。
彼の表現の変遷をたどることができます。


ほかにも、第二次世界大戦中に愛人ドラ・マールを描いた
「黄色のセーター」。
緻密な網目が美しい反面、ぎっしりと細かく編まれていることから、
どこか不自由さや不安を感じられる印象の作品。
ほかにも「大きな横たわる裸婦」や、
日本初公開の「緑色の爪のドラ・マール」など、
見逃せない作品が揃っています。

さらに、第一次世界大戦後のバウハウス時代を中心とする
スイスの画家、クレーの絵画や、
色彩の魔術師とよばれる、マティスの晩年の境地を示す切り紙絵、
おのえまんも好きな、ジャコメッティの円熟期の人間像
(ブロンズ像)など迫力ある作品も展示されています。

おのえまん曰く、最終章の人物像もぜひ見てほしい!とのこと!
ベルクグリューン美術館が改修されることから、
初めて主要作品がまとまって
国外に貸し出されるということで、貴重な機会となっています。
「ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」は、
大阪市北区の国立国際美術館で5月21日(日)まで開催中。
月曜日は、休館。(5月1日は開館)
radikoのタイムフリーでもぜひ
https://radiko.jp/#!/ts/CCL/20230218082916