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音楽とそれを取り巻く多様なカルチャーを関西からグローカルに発信するラジオ局「FM COCOLO」が、音楽やファッション、アートに文化的影響力を持つ個性的な面々が出演する、新しいタイプのラジオ番組にチャレンジします。
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Waveしろつめ備忘録

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オトナのためのマンガ塾 Vol.9

マンガを読み続けて2万8千年!タケカワユキヒデが塾長となって、
FM COCOLOリスナーにもきっと楽しんでもらえる
おすすめのマンガを紹介するコーナー
「オトナのためのマンガ塾」

第9回のピックアップ作品は、みなさんご存知弘兼憲史さんの。
「島耕作シリーズ」。

弘兼さんと言えば、島耕作。
シリーズ1番有名な「課長島耕作」の大ヒットを受け、
「部長」「取締役」「常務」「専務」「社長」で、今「会長」かな?
どんどん出生していってるんですよね。
弘兼さんは元々ちょっとサラリーマンをやった方で、
松下電工だったかな、そこの広告宣伝にいらっしゃった。
大学でも漫画サークルに入っていたぐらいで、
絵がお上手だったので、その部門いたんじゃないかなーって思います。
その時のことをベースにして描き始めたそう。
今でこそビジネスマンのバイブルになっていて、
弘兼さんは本当に取材を行うような人なんですよ。
僕は割と親しくさせて頂いていて色んな形で存じているんですけど、
取材をしているところまで漫画に描いちゃうような人なんですよね。笑
だから、そういう意味では肩を張って漫画を描くというより、
自然体で描く人ですね。
オマケに、「島耕作」はオフィスラブを扱う、しかも実話!!
当時は大会社につとめる女性は、
間違いなくその会社につとめる若い社員を捕まえて
旦那にしようと虎視眈々と狙っているような時代だったんです。
だから倉庫なんかに2人で何かを探しに行く、なんてことがあった時には、
大変だったそうです。
その中でいきなりボタンを…なんてことが、実際にあったらしく。
当時は本当にいたんですって、こういう人達が。
弘兼さんが、ボタンを取った人達にどういう対応をしたのかは、
知りませんが…笑
モテるとかって次元ではないそうです。
弘兼さんのことを考えると思い出すので、
1度、僕が参加していた地域の"漫画盛り上げ委員会"みたいなもので、
弘兼さんと一緒になって、
その会は月1ぐらいでコンスタントに開催されていたんですけど、
その委員会の関係で、アメリカとベトナムに漫画の講義に行ったんですよ。
UCLAで2週間のセミナーを行う企画で、
なんと漫画講師として講義を私がやったんですよ!
しかも英語で。他の人はみんな通訳を立てていましたが、
東京外国語大学を出た僕は、
英語圏で英語で講義をするっていうのが、1つ夢だったので、
実現して嬉しかった。また、すごく面白かった。
今までも外国に行って宿泊先のホテルなんかで、
英語を使う事はたくさんあったけど、
しょせん、わたしのような外国人の話す英語なんて、
あんまり聴いてくれないんですよ。
それがね、壇の上で講師として英語で講義をすると、
受講生たちが頷いてくれたり、積極的に質問をしてくれたり、
またそれに答えたりと、彼らのとてつもない前のめり感を感じて、
本当に気持ちよかったです。
英語でコミュニケーションを取るっていうのは、
こういうことなんだって思いましたね。
この時には、英語がうまくなりましたね。
ちょっと「島耕作」から話しが逸れましたが。
オフィスラブも事件も起きる「島耕作」を是非!

タケカワユキヒデ 僕のソングブック Vol.9

      (『ココロマガジン』の取材を受けるタケカワさん)

11/28(土) Vol.9
<オンエア曲>
M1 Born To be Wild  / Steppenwolf (1968)
M2 Blue Suede Shoes (Live)
  (AL「僕のソングブック カヴァーズ Part9」)
M3 Bumble Bee Twist / The Ventures(1962)
M4 また逢う日まで (Live) 
(AL「僕のソングブック カヴァーズ Part4」)
M5 We’ve Only Just Begun  / Carpenters(1970)
M6 MONKEY MAGIC
   (AL 「SILK ROAD -ガンダーラより愛をこめて-」)


<A Journey To My Roots>
タケカワさんが影響を受けた音楽を紹介するコーナー
ピックアップしたのは『ベンチャーズ』

「3つ上のアニキが夢中になったバンド。
 ビートルズも彼に教えてもらったんですけど。
 彼の時代はそう簡単に歌を歌って演奏するっていうのが、
 できた時代ではないので、ギターを弾ける人を探すので精一杯。
 うちのアニキはいきなりドラマーになって。
 中学校に入ったときだったかな。
 よく当時ドラムなんて手に入ったねって聴いたら、
 父親に頼んだらすぐに買ってくれたって笑
 えーー!!みたいな。
 僕は楽器をねだった事はなかったから。
 そういえば、9つ上のアニキがラテンバンド始める時に
 手に入れたギターも親にねだっていたような気がする。
 あの人達は親だかりだったんですよ。
 わたしは違いますよ!!
 で、ドラムを手に入れた3つ上のアニキ。
 ドラムの演奏を自宅でって、今考えたらすごいすごいですよ。
 うちは別に防音してあったわけではないし、
 アニキの部屋は庭の木を伐ってつくった6帖のプレハブ小屋だった。
 今思えば、倉庫に近いかなー。
 その中にドラムセット入れて叩いてたんですよ!
 もう音がガンガン外に漏れてて。
 でも、やってても近所迷惑にはならなかった、というか、
 特にクレームは来なかった。時代ですかねー。
 ピアノ習ってる家も何軒もあったんですけど、
 昔はクーラーなんてないから夏になると窓あけますよね。
 そしたらピアノの音がそこら中からガンガン聴こえるんです。
 色んな音があったとしても、そんなに目くじら立てる人がいなかった。
 平気で毎日練習してましたよ。
 で、アニキの友達のあっちゃんがギターがうまくて、
 中学のうちにはもうちゃんとしたバンドみたいになってましたよ。
 高校に入ったら、もう色んな文化祭とかでステージに立って、
 ベンチャーズ演奏してましたね。
 ベンチャーズをコピーしてた人達が、
 それじゃ物足りなくなった時、何をやるか、わかりますか?
 すばり、シャドウズです。
 シャドウズっていうのは、
 当時クリフ・リチャードのバックをやっていたイギリスのバンドで、
 代表作に「春がいっぱい」、このメンバーの1人が、
 後にオリビア・ニュートン=ジョンのプロデューサーになるんじゃなかったかな?
 そのぐらい音楽的にしっかりとした人達がやってたバンド。
 そのシャドウズをやるようになると、
 相当オシャレな曲も演奏できるようになるんですね。
 そのあと、アニキのバンドは、オリジナルアレンジの世界へ突入して行くんです。
 今でも覚えている1番かっこよかったアレンジは、
 「チムチムチェリー」。
 これがピークにかっこよかった、彼らが高校の3年生ぐらいの時だったかな?
 で、そのバンドがコンテストに出るっていうんで、
 観に行こうかなーなんて思っていたら、
 コンテストでは2曲演奏しなくちゃいけなくて、
 1曲は歌ものっていう指定があったみたいで、
 
 <お前歌ってくれない?>

 って頼まれて。笑
 リハもやってないのに、どうすんのよ!って言ったら、
 ビートルズの「カンサス・シティ」だったら
 すぐできるんじゃないかって話しになって。
 今考えてみるとヒドいもんですよね。
 コンテストのリハでもやってないのに!!
 私はアニキたちの演奏を客席で聴いてて、
 1曲終わったら客席からステージに上がって、
 「カンサス・シティ」を気持ちよく歌って帰ってきた笑
 で、この間、アニキたちとそんな話しになって、
 あの時ベースを弾いていた人は今どうしてるんだろう?って聴いたら、
 評論家になったみたいで。
 えー、そんなことあんのか?と思って、インターネットで調べたら、
 小林貢(こばやし みつぐ)さんといって、
 本当にオーディオ評論家になっていました。」



☆ライブ情報

タケカワユキヒデ デビュー40周年記念公演第5弾
「僕のソングブック カヴァーズPart12 & SINGLE COLLECTION vol.4」
日時:2015/12/05(土) 
会場:大丸心斎橋劇場
開場:午後3時30分 開演:午後4時
料金:前売 6500円 当日7000円(全席指定)


「僕のソングブック 年始スペシャルオールリクエストライブ」
日時:2016/1/16(土) 会場:大阪@Flamingo the Arusha
日時:2016/1/17(日) 会場:京都@ROOTER×2
開場:午後3時 開演:午後4時
料金:前売 7200円 当日 7700円(1ドリンク付き、全席指定)



☆タケカワユキヒデ公式サイト
http://www.mediatv.ne.jp/musicpro/takekawa/index.html

オトナのためのマンガ塾 Vol.8

マンガを読み続けて268年!
タケカワユキヒデが塾長となって、
FM COCOLOリスナーにもきっと楽しんでもらえる
おすすめのマンガを紹介するコーナー
「オトナのためのマンガ塾」

第8回のピックアップ作品は、作品ではなく、ジャンルについて。
ズバリ「戦いモノ」。
僕が大好きだった、「伊賀の影丸」をはじめ、
少年漫画にかかせないのが、「戦いモノ」ですよね。
「鉄腕アトム」、「鉄人28号」、「赤胴鈴之助」、「矢車剣之助」、
男の子は戦うのが基本だった。
最近になっても少年漫画の1/3は戦いモノですよね。
これが、果たして本当に良いことなのか?
スポーツ漫画がもっとあっても良いような…
「戦い漫画」でちょっと最近困っちゃうのが、
「戦いのための、戦い」みたいなものが結構あって、
これが僕が最近漫画を飛ばしてしまう原因の1つなんですよね。
例えば、世界のどこかで戦争をしている、
なんてニュースを見てしまうと、そういう漫画を読むのは少し気がひけるし。
子供たちは、もしかしたらそういうニュースを見ても、
遠い世界のことだ、と、イマイチぴんとこないのかもしれないけど。
そうだとすると、僕らが少年期に夢中になっていたように、
今の子供たちも「戦いモノ」に夢中になっているだけなのかもしれないけど。
でも、それにしても、ちょっと「戦いモノ」の漫画が、
多すぎるんじゃないかなーって。
まだ超能力は許せる!
ユーモアがあるし、現実的でないから。
生々しいのはちょっとね…
しかも1話分戦うだけでストーリーが終わっちゃったりね。
なんのために、書いてるのかわかんないなってのが多いような気がして。
とは言っても、ほのぼのとした漫画ばっかりでも
つまらないってのもよくわかるし。
同じ「戦いモノ」でも、ただ人がやられたりするのではなく、
もっと色んな展開があれば、僕もまた読みやすくなるんだけどね。
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