ますます好きだぜ、成瀬!
2024-02-01

おはようございます。
どうも、僕です。野村雅夫です。
家の書斎、デスク下の棚には、仕事の資料やら何やらが並んでいる他、CDやら、本やら本やら本やらがずらりです。そこは決して本棚ではなく、今読んでいるものや、直近で読みたいものを並べるスペースにしているはずなんですが、時々仕分けをして本棚へ場所移動させても、気づけばまたいっぱい。要するに積読スペースになっているわけです。
もういっぱいだって言うのに、先日また小説を買ってしまい、しかも、それがまた僕のかなり好きなものだったりするものだから、積読の本が行列をなしているというのに、割り込み乗車よろしく読み始め、寝る前にグイグイ読み進め、昨日読み終えたのがこちらです。
宮島未奈さんの『成瀬は信じた道をいく』。去年かなり話題になり、僕も番組で取り上げた小説『成瀬は天下を取りにいく』の続編ですよ。舞台は滋賀県大津市。僕の通った膳所高校の女子生徒成瀬と、その成瀬にひょんなことから関わることになる老若男女をそれぞれ語り手とした中編小説集。
今回は成瀬が高校を卒業し、行動範囲が広がりを見せることで、意表を突くつながりにゲラゲラ笑いながら、大津の暮らしを懐かしく思い出していました。身近な場所を舞台にした小説の楽しさを実感です。成瀬、ますます好きだわ。
今朝も11時まで、聴ける範囲でのおつきあい、よろしくです。