「赤い風船 TRAVEL UPDATE」
皆さんにオススメしたいスポット、気になっているスポットを
光永亮太の視点でご紹介するコーナーです。
今週は、取材してきた福岡のオススメグルメをご紹介します。
博多駅に着いたのが、ちょうどお昼時。
腹が減っては戦ができぬと、まず、訪れたのが、
博多駅の地下一階にある「博多屋台ラーメン 一幸舎 博多一番街店」。
博多といえば豚骨ラーメンですねー♪
着いたときにはすでに行列ができておりました。
こちらの店舗はカウンターのみ。事前に食券を買って並びます。
注文したのは、一番人気「味玉豚骨ラーメン」、
¥930。麺はバリカタをオーダー。
白濁したスープにキクラゲ、ネギ、チャーシューに味玉と王道スタイル。
実際に口に入れるとあっさりながらもクリーミー。
しかしながら豚骨の旨みをしっかり堪能できる一杯。
くどすぎず、さっぱりしすぎず、ちょうどいい塩梅!
バランスがとてもいいんですね。
あっという間に完食!いやぁ、美味しかった。
替え玉に行きたくなる気持ちを抑えてお店を後にしました。
一通り取材を終えて夜。博多といえばやっぱりもつ鍋。
僕にはデビュー当時から行きつけのもつ鍋屋さん
「もつ幸」というお店があるのですが、
この日はあいにくの定休日。
ならばとスタッフと調べ上げて向かったのは
地元の人気店「やま中」さん。
こちら、博多もつ鍋の味噌ベースの元祖と言われているお店。
京の白味噌をベースにしているそう。期待が膨らみます。
まず、お店の入り口に行くと、
もつ鍋屋さんとは思えぬモダンな作りの店内。
まるで高級フレンチかイタリアンに
迷い込んだような錯覚に陥ります。
ここで、注文したのは¥4,680のコース。
まず、酢もつ、センマイ刺し、辛子明太、
本日の小鉢の盛り合わせが出てきます。
この見た目がまず美しい。
僕が訪れた日は牛の頬肉と大根の煮込みでした。
これだけで思わずビールが進みます。
そして、主役のもつ鍋!もつ鍋の味は
「味噌・醤油・しゃぶしゃぶ風」の3つから選べます。
迷わず、味噌をオーダー。
キャベツ、ゴボウ、ニラなどのたっぷりの野菜と、
新鮮でプリップリのもつ、
それを纏う味噌ベースのスープのマリアージュは絶品。
見た目より結構濃厚です!
なので、個人的にはコッテリ好きな方に
オススメのお店かもしれません。
僕は付け合わせの柚子胡椒を少し溶かしていただいたのですが、
これでサッパリといただくことができました。
締めには「ちゃんぽん・雑炊・うどん」と選べます。
ここも迷わずちゃんぽんをオーダー。
もつと野菜の旨みを吸ったチャンポン麺、美味しかった。
結構なボリュームがありました。
ちなみに店内は老若男女、
結構幅広い年齢層のお客さんで賑わっておりました。
個人的にはデザートで出てきた杏仁豆腐が
めちゃくちゃ美味かった!
コッテリとしたもつ鍋をリセットしてくれる
爽やかかつ濃厚な杏仁豆腐でした。
せっかくならコースで存分にもつの魅力を食べ尽くしてください。
さぁ、中洲の屋台に繰り出そう!と思ったのですが、
この時点で結構お腹がいっぱいに。
一度胃袋を休めようと向かったのは
中洲にある老舗バー「いしばし」さん。
実はここ、僕がどうしても行きたかったバー。
というのも、このBARのマスターの石橋進さんは御年89歳、
バーテンダー歴71年という名人。
その名人が作るカクテルを是が非でも味わってみたかったのです。
店内に入ると左には一枚板のカウンター。
正面には中洲の街を一望できる大きな窓。
この時点でテンション上がりまくりです。
せっかくならばショートカクテルで名人の技を味わいたいと
オーダーしたのが、ウィスキーベースのカクテル「マンハッタン」。
無駄ひとつない慣れた手つきで作ってくださる姿が
とにかく美しい。ついつい所作に見惚れてしまいました。
人生の大先輩が作るカクテルは甘くて、
ほのかに苦くて、なんとも言えない奥深い味がしました。
その後も、ドライマティーニ、ニューヨークをオーダー。
シェイカーを振る姿なんてもう、感動ものですよ。
マスターの人生そのものを味わっているようで、
なんだか涙が出てきそうになりました。
そして、何と言っても石橋さんのお人柄。
「美味しいです!」とお伝えしたときの
柔和で可愛らしい笑顔を拝見しただけで
こっちまで幸せな気持ちになりました。
はっきり言います。
博多に行ったら、このお店は絶対に行ってください。
マスターとの会話、マスターが作るカクテル、
そして中洲の絶景。この3つを同時に味わえてしまうんです。
最早行かない理由が見つからない!!
多幸感で胸がいっぱいになりました。
さぁ、最後は、中洲の屋台です。
色々悩んだ挙句伺ったのは「喜柳」さんへ!
木曜の夜とあってか、主に20代の若者で大賑わい。
メニューを見ながら並んで待つことに。
ビニールの暖簾をくぐり抜けて狭い屋台の中、
肩を寄せ合って席につきます。
そこに座っただけでお客さんとの一体感が生まれるような
錯覚に陥ります。
この感じ、屋台ならではで、とても居心地がいい!
オーダーしたのは一番人気の名物
「モチモチ餃子」と「博多グルまき」の二品。
「モチモチ餃子」は、その名の通り、
お餅のようにモチモチの生地の中に肉肉しい餃子の餡が
ぎっしりと詰まっていて、肉汁溢れ出る美味さ!
口の中が「待ってました!」とばかりに喜びます。
4個入りで650円!
そして博多グルまきは例えるならば、
「豚平焼き」の明太子版のような感じ。
キャベツと明太子を豚肉で包んでいて、
その上にマヨネーズがかかっています。横には青ネギ。
もう間違いなし!お値段¥750!
グラスではなく、ステンレスの容器でいただく
ハイボールともベストマッチング!
威勢のいい店員さんの接客もまた気持ちがいい!
僕らは二軒目として伺ったのですが、
多分一人3000円も握りしめていけば、
最初から飲んで食べてかなり満足して帰れるような
値段設定でした。
さて、1日目から博多ラーメン、
もつ鍋、屋台、老舗BARと一通り食い倒れた博多取材。
結果的に大大大満足でした!
博多は何を食べても、とにかく美味しい!!
今日は、オススメの博多グルメを紹介しました。
赤い風船で福岡のグルメ、食べ尽くしてきてください。
来週は、福岡県・糸島のスポットとグルメに迫ります。
来週もどうぞお楽しみに!!
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