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「FM802 & FM COCOLO DUAL MUSIC PROGRAMとして、FM802とFM COCOLOの2局が共同で放送する番組。朝にぴったりの爽やかで多彩な音楽プログラム。週を通じて早朝の時間帯に、リスナーの一日のスタートのお供に。

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タケカワユキヒデ 僕のソングブック Vol.5

10/31(土) Vol.5
<オンエア曲>
M1 Rikki Don’t Lose That Number  /  Steely Dan(1974)
M2 Footloose (Live)
  (AL「僕のソングブック カヴァーズ Part3」)
M3 潮来笠  /  橋幸夫 (1960)
M4 安奈 (Live) 
(AL「僕のソングブック カヴァーズ Part9」)
M5 You Keep Me Hangin’ On  / Vanilla Fudge(1966)
M6 そのために生きていけるから 
   (AL 「銀河鉄道999ゴールドセレクション」)


<A Journey To My Roots>
タケカワさんが影響を受けた音楽を紹介するコーナー
ピックアップしたのは『潮来笠』。

「僕が小学校1年生ぐらいの時のヒット曲なんですけど、
 何故か、強烈な印象が残っているんですよね。
 1つは、父方の祖母が橋幸夫さんに夢中になっていて、
 騒いでたので、それでかな?
 そういう歌手に夢中になるような
 おばあちゃんじゃなかったんですけどね。
 ものすごい真面目なおばあちゃんだった。
 おじいちゃんは裁判官なんですよ。
 裁判官の奥様です。
 で、確か、向こうの師範学校を出て、先生もしていたはず。
 書道もすごかくて、達筆だった。

 で、橋幸夫さんについて、色々教えてくれるんですよ。
 呉服屋の息子だとか(笑)
 今考えると、どこまで本当だったのか…。
 後に橋幸夫さんと番組で一緒になることがあって、
 ちょっと感動しました。
 ビートルズより遥か前ですが、
 どこか憧れていたところがあったんじゃないかなって。
 僕は小学1年生の時から絶対に歌手になると思っていたから、
 そういう意味で意識はしていたんだと思います。

 ただ、アメリカンポップスの方が好きだったので、
 橋幸夫さんとは、ジャンル違いだってことは、幼心にわかっていた。
 面白いのは、「おーい中村くん」とか「サンドイッチマン」とか、
 幼稚園ぐらいの時にTVとかからなんとなく聴こえてくる歌、
 こういう歌をちょっと歌うとオトナが喜ぶから、
 フレーズだけちょっと覚えてオトナに聴こえるように、
 わざとうたってあげる、みたいな、そういうことをやっていましたね。
 そんな中で、この受けた音楽を紹介するコーナー
 ピックアップしたのは『潮来笠』は、
 はっきりと自分で歌う為に覚えた歌だったような気がしますね。

 後に「ガンダーラ」を歌うんですけど、
 この日本語verがゴダイゴで出した最初の
 日本語のシングルなんですね。
 日本語ってことで、やっぱりどうやって歌って良いのか、
 最初はわからなかった。
 英語だと1つ1つ発音をしっかりするだけで
 カタチになったりするんだけど、
 日本語の場合はそうはいかない。
 っていうような感じを今だったらハッキリ言えるんだけど、
 当時はそんなことすらわかっていなかった。
 だから、歌いながら節回しとかを掴んでいくしかなくて。

 で、その日本語の節回しとかを
 橋幸夫さんの歌い方を多分どこかで貰ってきて、
 それを手がかりにして
 「ガンダーラ」を歌っていたんだなってことに後から気づいた。
 だから、「ガンダーラ」は多分橋幸夫さんに影響を受けていると、
 ご本人にもお伝えしました。
 
 アメリカンポップスが大好きだった僕が
 英語の歌の中から見つけたかっこよさと、
 日本をはじめとするアジアの情緒的な節回しと、
 両方とも掴む事ができたなと思っています。
 僕自身が関係する音楽が、幅広いカタチに持って行けたのは、
 そのお陰だと思います。
 だから、橋幸夫さんは、
 わたしの、偉大な恩人になるのではないでしょうか。」


☆ライブ情報

タケカワユキヒデ デビュー40周年記念公演第5弾
「僕のソングブック カヴァーズPart12 & SINGLE COLLECTION vol.4」
日時:2015/12/05(土) 
会場:大丸心斎橋劇場
開場:午後3時30分 開演:午後4時
料金:前売 6500円 当日7000円(全席指定)


「僕のソングブック 年始スペシャルオールリクエストライブ」
日時:2016/1/16(土) 会場:大阪@Flamingo the Arusha
日時:2016/1/17(日) 会場:京都@ROOTER×2
開場:午後3時 開演:午後4時
料金:前売 7200円 当日 7700円(1ドリンク付き、全席指定)



☆タケカワユキヒデ公式サイト
http://www.mediatv.ne.jp/musicpro/takekawa/index.html

オトナのためのマンガ塾 Vol.4

マンガを読み続けて57年!
タケカワユキヒデが塾長となって、
FM COCOLOリスナーにもきっと楽しんでもらえる
おすすめのマンガを紹介するコーナー
「オトナのためのマンガ塾」

第4回のピックアップ作品は、「伊賀の影丸」。
横山光輝さんです!
みなさん、ご存知でしょうか?
少年サンデーが創刊されて間もなく連載された忍者漫画。
「影丸」って実に微妙で、
白土 三平さんの「忍者武芸帳 影丸伝」の主人公も影丸。
「影丸」という名前は忍者ではあるあるの名前なのかね?
僕らは、「影丸」といえば、「伊賀の影丸」の方ですねー。

これの前は、あの有名な「鉄人28号」を書いていらっしゃった。
「鉄人28号」を書き始めた時は、
ハタチちょっと過ぎぐらいだったというから驚きですよね。
手塚治虫さんをして「天才」といわしめた方。
手塚さんのところにもアシスタントとして
手伝いに行っていたこともあったそうですが、
その頃にはもうデビューしていて、
作品をみた手塚さんが「この子はすごい」と言ったとか。
ずーーーーっとヒット作を書き続けた方ですよ。
「魔法使いサリー」も横山さん。少女漫画も書いていた。
確かに、赤塚不二夫さんも「ひみつのアッコちゃん」を書いていましたし、
そういう意味では、当時の漫画家さんたちは、
みなさん少女漫画のヒット作を持っていますよね。
手塚治虫さんは「リボンの騎士」。
少年マガジンで「ちかいの魔球」に夢中になっていた時に、
少年サンデーで「伊賀の影丸」に夢中になっていたんです。
だから、遊びは野球か忍者ごっこか、って感じでした。
「伊賀の影丸」の必殺技「木の葉隠れ」、っていう、これが面白いんです。
たくさんの忍者がたくさんの忍者をやっつけるという中で、
「伊賀の影丸」は相手を眠らせて終わるんですよね。
自分が逃げるための「木の葉隠れ」なんです。
実に平和主義。

でも起きたら、また相手は襲ってくるので(笑)
いいのか、悪いのか!
あと変装も得意で、女性に変装することもあったんですよ。
これが、当時としてはゾクゾクきたですねー。
後になって、色々わかるんですけど、
古事記の時代に、ヤマトタケルが女性に化けて相手をやっつける
みたいなものあったんですよね。
このあたりにヒントを得てのストーリーだったんじゃないかなと思います。
あと、もうひとつ「伊賀の影丸」には、
「村雨五兄弟」っていう味方がいるんだけど、
この兄弟、みんな毒に強いんですよ。
当日の忍者モノだと半分は毒殺が主流の中、
毒殺されないんだよこの人たちは!
なんで、毒に強いかというと、
理由は小さい時から毒をちょっとずつ与えられていて
免疫ができたって話しなの(爆笑)
ダメダメダメーーー!!

それから、「阿魔乃邪鬼」っていう奴は死なないんですよ、
1番の敵役なんだけど!
これが、色んな巻に登場してくるんだけど、最後には、
「伊賀の影丸」をやっつけるためだけに登場してくるんだよな。
言ってみれば、ターミネーター笑
後に死なないキャラクターと言えば、
楳図かずおさんの「おろち」ってのがいたけど、
死なないキャラクターの中でとくにすごいのは、
この「阿魔乃邪鬼」かな。

タケカワユキヒデ 僕のソングブック Vol.4

10/24(土) Vol.4
<オンエア曲>
M1 Kiss On My List  /   Hall and Oates (1980)
M2 Without you (Live)
  (AL「僕のソングブック カヴァーズ Part3」)
M3 One Way Ticket  /  Neil Sedaka (1960)
M4 星影のワルツ (Live) 
(AL「僕のソングブック カヴァーズ Part2」)
M5 Touch Me   /  The Doors (1968)
M6 Keep On Loving You 
   (AL 「銀河鉄道999ゴールドセレクション」)


<A Journey to My Roots>
タケカワさんが影響を受けた音楽を紹介するコーナー
ピックアップしたのは『小学校の時に夢中になっていた曲』

「この頃、7つ上のアニキが器用な人で、
 中学になるとゲルマニウムラジオを技術の時間につくるんだけど、
 それがうまくいったもんだから、
 縦15cm、横幅50cmぐらいある、スピーカーが左右に2つついていた
 もっと大きなトランジスタ・ラジオを組み立てちゃったんですよ。

 これがまた良い音で!
 ラジオもガンガンかかってて、当時最新のポップスもどんどんかけてて。
 ラジオは原語版がかかるんだよね。
 九ちゃん(坂本九)の「ステキなタイミング」のオリジナル版がきけて、
 大興奮して!
 向こうの曲に夢中になっていました。
 そんな中でも1番好きだったのは、「恋の片道切符」。
 九ちゃん、平尾昌晃さん、ジェリー藤尾さん、
 ザ・ヒットパレードであらゆる人が歌ってた。
 これのオリジナルがニール・セダカだって知ったのは
 だいぶ後だし、オリジナル版をラジオで聴いたのも、
 だいぶ後だったような気がしますね。
 だから、英語版で覚えてるんですよね。
 「チューチュー…」とか「チャギチャギ…」とか、
 チャチチュチェチョをわざとたくさん使って書いた歌詞なんですよね、
 今思うと。
 アメリカでは「オー・キャロル」B面だったので、
 実はそんなにヒットしていないんですよ。
 この「オー・キャロル」が大ヒットしていたんですけど、
 ニール・セダカが、まだ15とか16の時、
 隣に住んでいたのがキャロル・キングで、
 キャロルの方が少しお姉さんで、彼の憧れの人だったんですよ。
 この「オー・キャロル」は、
 当時のキャロル・キングへの想いを歌った曲なんです。
 両方ともユダヤ系らしいので、
 当時ユダヤ地区とかに住んでいたのかな。
 同じ人種の人が同じブロックに住むっていうのは
 移民の国では当たり前なんだよね。
 こういうのは、今になってわかることなんだけど。
 しかし、ユダヤ系の方たちは本当に音楽の才能がある!
 こういう人達がガンガン出てくるんですよね。」


☆ライブ情報

タケカワユキヒデ デビュー40周年記念公演第5弾
「僕のソングブック カヴァーズPart12 & SINGLE COLLECTION vol.4」
日時:2015/12/05(土) 
会場:大丸心斎橋劇場
開場:午後3時30分 開演:午後4時
料金:前売 6500円 当日7000円(全席指定)


☆タケカワユキヒデ公式サイト
http://www.mediatv.ne.jp/musicpro/takekawa/index.html
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